ザ・公務員な税務署職員と大ゲンカした話

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さて、昨今は市役所をはじめとしたいわゆる「公務員」の方の物腰はかなり柔らかくなりましたね。
昔は横柄そのものでしたが、民間目線といいますか、ようやく常識が備わってきたといいますか、とにかく普通に対応してくれるようになりました。
と思っていたのですが、久々に血管が切れそうになることがありましたので、今こうしてキーボードが壊れそうな勢いで書きまくっております。

話は飛びますが、確定申告の季節です。みなさん捗ってますか?
私は自分で確定申告をしているため、この時期は結構大変です。
いつも締め切り前にバタバタするので、今年こそは早めに行動しようと思い立ち、一足先に税務署に確定申告書類をもらいに行くことにしました。

その日は寒い上に強風で、凍えながら税務署にたどり着き、確定申告書類が欲しい旨を職員の方に伝えたところ、「確定申告書類はここにはありません」。
えっ?置いてないの?税務署なのに?
思わず聞き返すと心の底から面倒くさそうに「確定申告書に関する書類は、国税相談専門ダイヤルに電話して送付してもらって下さい」。

正直、税務署に確定申告書類がないなんてことある?とは思いましたが、まあ確かにインボイス制度とか電子帳簿保存法とか近頃いろいろと変わってきているので、そういうきまりになったのかもしれないと思い、いったん税務署を出ました。
ちなみに私は毎年紙で申告しているので、そのまま待っていれば確定申告書の書類は家に送られてきます。届くのを待つか、もしくは国税庁HPから印刷するか・・・と考えていたのですが、“税務署に確定申告書の書類自体がない”ということがどうしても腑に落ちません。分からなかったら聞いてみよう、ということで、しようもないことで申し訳ないと思いながら国税相談専門ダイヤルに電話してみました。

すると、回答は「税務署に書類がないなんてありえない。どうしてそういう話になったのか理解できない」。外の寒さと相まって、私のボルテージは急上昇です。

すぐさま訪問した税務署に問い合わせたところ、ため息とともに「国の方針として、確定申告書は郵送で取り寄せてもらうか、自分でダウンロードしてもらうことになっています」。はあ?
「で、それが何ですか?」
「だから、国の方針として確定申告書は郵送(以下略)なので、税務署では確定申告書の書類はお渡ししていないんです」
「いや、それって書類があるにもかかわらず“置いていない”と言った理由になってませんよね?」
「だから、国の方針として確定申告書は郵送で(以下略」
「いやそれって理由になってな(略」
「だから、国の方針として確定申告書は(ry」

すごいな。うちのAlexaと同じくらい話が通じない。ChatGPTのほうがまだ会話が成り立つような気がする。
普通なら「もういいです」と言って切り上げてしまうところですが、今日は絶対に許さない。だって寒いんだもの。

「私はそんなことは聞いてません。確定申告書の書類は税務署にあるのかないのか聞いているんです!」
「あります!」
「じゃあなんで“ない”なんて話になったんですか?」
「だから、さっきからその理由を説明しているじゃないですか!国の方針として確定申告書は郵(ry」

最初から「職員の伝え間違いでした。申告書は税務署にあります。ただ、国の方針として確定申告書は郵送で取り寄せてもらうか、自分でダウンロードしてもらうことになっていますので、税務署ではお渡しできません」って言えばいいのに。意地でも自らの非を認めないっていうのは税務署の方針なんですかね。最後まで「国の方針として、確定申告書は郵送で取り寄せてもらうか、自分でダウンロードしてもらうことになっています」って言ってたんで、このフレーズはすっかり覚えちゃいました。なんて無駄な記憶。

とまあそんなことがありまして、新年早々いい年して電話口でガン詰めするという失態を晒してしまったわけです。
で、税務署(というよりもアレな職員)と関わるのが心の底から嫌になりまして、今年からe-Taxで申請することにしました。実は過去にe-Taxにトライしたことがあったんですが、カードリーダーが必要ということで断念したんですよ。e-Taxのためだけにカードリーダーを買うのはちょっとね。今はスマホのアプリで読み取れるみたいなので、今年から電子申請にします。
ん?まさかとは思いますが、e-Tax推進のために窓口にAlexa職員を置いてるとか?確かにあんな職員と接したら、二度と税務署なんかに近づこうとは思わないですもんね。だとしたら・・・やるな、税務署・・・!

読んでいただきありがとうございました。

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