業種
ブライダル企業
従業員規模:約300名
実施時間・形式
7時間×1日 対面形式
対象者
管理職(約20名)
研修実施のポイント
企業様の状況・課題
・目標管理制度を導入しているが、うまく運用できていないように感じている。そもそも「目標管理制度とは」といったところから理解できていないため、基礎的なところも教えてほしい。
・目標管理制度の設定の仕方について、具体的なワークを取り入れてほしい。また、管理職の役割や求められていることなどについても一通り触れてほしい。
研修実施のポイント
・「目標管理制度とは」「目標管理制度で期待できる効果」など基礎的なことから講義を進め、まずは目標管理制度の意義について感じてもらい、基礎的な理解の促進を促した。
・SMART原則(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)を用いた具体的な目標設定の方法を説明し、ワークショップ形式で実践した。
・目標管理制度における管理職の役割、期待される行動、リーダーシップについても解説を行い、管理職として求められていることを明確にした。
研修カリキュラム
1. イントロダクション
研修の目的と概要説明
・アイスブレイク:参加者自己紹介と目標管理に関する現状の課題共有
2. 目標管理制度の基礎
目標管理制度とは何か
目標管理制度の歴史と背景
目標管理の重要性
目標管理制度で期待できる効果
・ディスカッション:自社の目標管理制度の現状分析
3. SMART原則による目標設定
SMART原則の詳細解説
自社における目標設定例
・ワークショップ:SMART原則を用いた個人目標の設定
・グループディスカッション:設定した目標の相互評価と改善
4. 目標管理における管理職の役割
目標管理サイクルにおける管理職の責任
部下の目標設定支援と進捗管理
効果的なフィードバックの方法
・ロールプレイ:部下との目標設定面談
5. 組織目標と個人目標の連携
組織のビジョン・ミッションと目標の整合性
部門目標から個人目標へのブレイクダウン
ブライダル企業特有の KPI と目標設定
・ワーク:組織目標に基づく部門目標・個人目標の設定演習
6. 目標達成のためのリーダーシップ
目標達成を促進するリーダーシップスタイル
モチベーション理論と目標管理の関係
コーチングスキルの基礎
・ケーススタディ:目標達成が困難な部下への対応
7. 目標管理制度の運用と評価
効果的な中間面談の実施方法
目標の進捗管理と軌道修正
期末評価の公平性と透明性の確保
目標管理と人事評価制度の連携
・ディスカッション:自社の目標管理制度の改善点
8. アクションプラン作成
学んだ内容の振り返り
個人別アクションプラン作成
グループでの共有とフィードバック
9. まとめと質疑応答
研修の総括
質疑応答
受講生の声
- 目標管理制度の意味が理解できた。特にSMART原則を用いた具体的な目標設定のワークショップは非常に実践的だった。自分の目標管理シートも見直したいと思う。
- これまで形式的に行っていた目標設定が、会社の成長と個人の成長をリンクさせる重要なツールだと分かった。また、管理職として求められる役割が明確になり、目標管理を通じてチーム全体のパフォーマンスを向上させる重要性を認識できた。
- 目標管理制度の効果的な運用方法を学び、部下のモチベーション向上につながる具体的なアプローチを学ぶことができた。早速、次回の目標設定に活用したいと思う。