ネットでのコミュニケーションで注意すべき3つのこと

こんにちは。思わせぶりでありがちな題名で恐縮です。

なぜ今更こんなネタを取り上げたかと言いますと、SNSを介した営業が目に余るからです。いやもう本当に。
友達申請が来る ⇒ とりあえず承認する ⇒ 聞いてもいない自己紹介&一方的な営業トーク、挙句の果ては「〇月〇日〇時、△月△日△時、□月□日□時のいずれかの時間で打ち合わせはいかがでしょうか」。
いやいやいや。営業してもらいたいから承認したわけじゃないんで。
そういえば「ご意見下さい!」と自分の会社のビジネスモデルのPDFをいきなり送り付けてきた人もいましたね。
ご意見ってなんだよ。本気で詰めるぞ?
ということで、今更ですが『ネチケット(死語)』について書いてみたいと思います。

1.対面でやらないことはネットでもやらない

初めましての企業に訪問したときのことを思い出してください。
まず“お互いに”挨拶して名刺交換しますよね。名刺を一方的に突き付けて、相手の反応も見ずに営業トークかますなんてしませんよね。だって、そんなことをしたら「非常識」と思われてしまいます。
そう、非常識な人間は嫌われるんですよ。どんなに商品やサービスが良くても、嫌われたらもうそこで終わりです。
なぜなら、この世に唯一無二の商品やサービスなんてほとんど存在しないからです。誰だって、どうせ買うなら常識があって信用できる人間から買いたいんですよ。
対面だと絶対やらないことを、なぜネットだとできてしまうんでしょうか。本当不思議でなりません。

2.顔が見えないからこそより丁寧に気配りを

文字では微妙なニュアンスは伝わりません。相手の捉え方によって、いかようにも文面の意味は変わってきます。
だからこそ、「失礼なことを書いていないか」「こちらの意図は正しく伝わっているか」などなど、対面で話すよりもはるかに気を遣う必要があるのです。
ビックリマークを多用するとか、妙に親しみやすい言葉遣いをするとか、気を遣うところはそこじゃないんですよ。
ちなみに、私は大事な文章やメールは必ず一晩寝かせるようにしています。書いてすぐ送ると、内容が分かりにくかったり誤解を招くような書き方をしていたりと、後で読み返して恥ずかしい思いをすることが多いので。

3.人様の時間を浪費することは罪悪であると心得よ

言うまでもなく、時間は非常に貴重です。
「〇月〇日〇時、△月△日△時、□月□日□時のいずれかの時間で打ち合わせはいかがでしょうか」などとふざけたメールを送る前に、今一度考えて下さい。あなたのその「打ち合わせ」は、相手の貴重な時間を消費するに足るものですか?あなたの話にそれだけの価値はありますか?
人様に無駄な時間を使わせることは罪悪です。その自覚を持ってください。
私も研修と言う「時間消費型」のサービスを提供していますが、当然「時間の浪費は罪悪である」という意識を常に持って業務にあたっています。人様の貴重な時間をいただいているわけですから、そりゃあ内容は何度も練り直しますよ。対価をもらっているからとか、そういったこととはまた別の次元です。
なので、その練りに練ったカリキュラムが思いのほかウケなかったときは本当に切腹したくなります。

以上、『ネットでのコミュニケーションで注意するべき3つのこと』でした。
ちなみに当社ではマナー研修も実施しておりますので、「社員のマナーについてクレームが多い」「営業先にもっと好感をもってもらえるような対応を身に付けさせたい」などとお悩みの企業様はぜひご相談ください。
特に税務署からのご依頼、お待ちしております。

読んでいただき、ありがとうございました。

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